女性ってマスターベーションするの?
この動画はマスターベーション(セルフプレジャー、オナニー、一人Hとも言われます)を説明しています。どの性別の人でもマスターベーションをすることがあります。マスターベーションは決しておかしいことではなく、自然なことで、性的な感情を安全に表現する方法です。また、マスターベーションにまつわる神話や誤った情報について明らかにします。ただし、もしマスターベーションによって日常生活に支障がある場合は信頼できる大人に相談することをお勧めします。
子ども・若者へ
もしあなたが9歳から14歳であれば、きっと思春期や大人に近づく体の変化などが始まっているはずです。そのような変化を感じ始めていても、あるいはまだ経験していなくても、どちらにしても心配する必要はありません。女の子の思春期は、早い人で8歳から、遅くても13-14歳から始まり、最終的にはみんなが経験するものなのです。
その変化のひとつに、胸の発達があります。胸の成長の度合いや大きさが、とても気になったり、悩んだりすることがあるかもしれません。自分の胸が友達と違って、大きくないことを気にする人もいるかもしれません。友達の中で一番最初に胸が大きくなった人もいれば、一番最後の人もいるでしょう。自分の胸が大きすぎる、あるいは小さすぎると、その事に対して戸惑ったり、気になる、心配になることもあるでしょう。しかし、大切なのは、胸が大きいからといって、より美しいとか、よりセクシーになれるわけではないということです。あなたが魅力的なのは、あなたという人間だから。
胸が大きくても小さくても、あるいは全くなくても、あなたはあなたらしく、素晴らしいのです!
Q&A
いいえ、自分の性器を触ることで傷つけることはなく、健康上の問題になる原因にもなりません。マスターベーションの影響に関しては様々な神話や誤情報がありますが、マスターベーションを頻繁にしても身体を傷つけることはありません。マスターベーションは、快感を得ていい気持ちになることや、ストレスの解消、また性的な感情を表現できる、身体には安全な方法です。
マスターベーションを、「普通」なこと、そして健康的な行動だと思う人はたくさんいます。一方で、マスターベーションに関して様々な捉え方があります。自分の家族がマスターベーションについてどう考えるのかを知るために、親や信頼できる大人と話してみるといいかもしれません。
多くの女性がマスターベーションをすることは事実です。実際、ほとんどの人は人生でいつかしますが、しても普通、しなくても普通のことです。
保護者・大人の方へ
マスターベーションについて、普段の会話の中で出てくることがあまりないかもしれませんが、それでもそういった話をすることは大切です。思春期になると子どもは新しい性的な感覚を持ち始めるようになり、マスターベーションを始める子どもも出てきます。性別にかかわらず、子どもがマスターベーションをしていても、していなくても普通のことです。
マスターベーションは冗談として扱われることが多く、話される時は隠語や遠回しな表現が使われます。日常生活やメディアでこのような表現が使われている時に、子供に「何を話しているかわかる?」と尋ねるてみましょう。あなたの子どもがマスターベーションについてどれくらい知っているかを知ることが出来ます。同時に子どもたちのマスターベーションについての間違った噂や知識を正すことが出来ます。