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ポルノ:リアル?フィクション?
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ポルノ:リアル?フィクション?

子ども・若者へ

ポルノグラフィ(ポルノやAVと呼ばれることもあります)とは、読んでいる人や見ている人を性的に興奮させるため、あるいは性的な感情を抱かせるために作られたものを指します。ポルノはオンラインで簡単に見つけることができ、裸の人々や性的な行為をしている人のビデオあるいは写真が一般的です。ポルノについて好奇心を持ったり、ポルノを見て性的に興奮することは全く普通ことです。ただし、ポルノは大人向けに作られていることを心に留めておく必要があるでしょう。

ネットサーフィンをしていると時々、ポルノを見つけることがあるかもしれません。覚えておいてほしいことは、映画やテレビ番組と同じように、ポルノは演技でフィクションであるということです。ポルノの役者や行為は現実の性行為を表しているわけではありません。なぜなら、ポルノは人の体や性行為を大げさに表現することが多々あるからです。自分も含めて人の体や行動がポルノで見かけるものと同じであるべきだとは考えないでください。

もしあなたがポルノを見かけて、質問がある場合は、保護者や信頼できる大人に相談してみるといいでしょう。

保護者・大人の方へ

会話のきっかけづくり
保護者が子どもとポルノについて会話をすることで、子どもたちは疑問を持ったときに、あなたに質問してもいいと思うようになります。
子どもとこのような話を始める最も簡単な方法は、テレビ番組や映画を一緒に見ている時など、日常生活の中でそれが出てきた際に話をしてみることです。

例えば・・・

インターネットの安全な使い方について子どもと話してみる。

インターネットの安全性について子どもと話すときは、コンテンツによっては子どもにとって不適切なものもあるという事実について話しましょう。見て不快に感じるものや分からないことがあれば、いつでも質問していい、助けをもとめてもいいということを、子どもに繰り返し伝えましょう。また、これをきっかけに、ポルノとは何か、(子どもが思春期である場合は特に)なぜポルノを見ることはお勧めできないのか、教えることもできるでしょう。

ポルノを見たことで子どもを叱ったり、責めたりしない。

子どもがポルノを見ている状況に出くわしてしまった場合は、恥や罪悪感を押し付けたり叱ったりしたりしないでください。保護者によっては、子どもがパソコンへアクセスできないようにすればよいと判断するかもしれません。しかし、そうしてしまうと、子どもがオンラインで見聞きしたこと(ネットいじめに遭う場合もあります)について、今後いざというときに、あなたへ質問したり助けを求めたりしにくくなってしまいます。逆に、これをきっかけに、ポルノとは何か、(子どもが思春期である場合は特に)なぜポルノを見ることはお勧めできないのか、子どもに教えることができるでしょう。

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